先日、スレッズで伸縮リードについて聞いてみた。「伸縮リードを使ってる飼い主をどう思う?」という投稿だ。うちも大型犬・ドーベルマンのベルを飼ってるからこそ、街で伸ばしっぱなしの伸縮リードを見るたびに気になっていたことがあって、今日はそれを文章にしてみようと思う。
伸ばしきってると、とっさに引き寄せる力がほぼない
伸縮リードにはリードを巻き取る機能がついているのだが、その力は掃除機のコードを巻き取る程度のパワーしかない。つまり伸ばしきった状態だと、紐がピンと張ってるだけで手元に引き寄せる力がほとんど働かない。普通のリードなら腕を引けばすぐ犬を寄せられるけど、伸縮リードは距離がある分、とっさに「こっちに来い」ができない。
5m伸ばせば直径10mの範囲で犬が動ける
5m伸ばしてたら、犬は飼い主を中心に直径10mの円の中をどこにでも動ける計算になる。道路に飛び出すのも、対向から来た犬や人に突っ込むのも一瞬だ。リードを持ってるってだけで、実際にはほとんど制御できてないのと同じだと思う。
犬が苦手な人からしたら、急に犬が近づいてくるようにしか見えない
リードを伸ばしっぱなしにしてると、遠くからは犬だけが単独で近づいてくるように見える。犬が苦手な人にはリードの存在なんて視界に入らないから、いきなり犬が向かってきたようにしか見えない。
伸ばしきった衝撃で持ち手が吹っ飛んだ知り合いの話
実際、俺の知り合いから聞いた話がある。伸縮リードを伸ばしきった瞬間、その衝撃で持ち手が手からすっぽ抜けたらしい。持ち手がカランカランと転がる音に犬自身が驚いて、パニックで全力で逃げ出し、あわや車道に飛び出すところだったそうだ。
これはうちの身の回りだけの話じゃない。アメリカの動物保護団体Northshore Humane Societyも、伸縮リードは犬が飼い主から一気に距離を取れてしまう分、危険な状況が一瞬で起きると指摘している。獣医のあいだでも評判が悪く、伸ばしきった瞬間の衝撃で首や気管を痛める犬がいるとも言われているらしい。
大型犬だからこそ余計に怖いと感じる
うちのベルはドーベルマンで、本気で走ればかなりのスピードと力が出る。もし伸縮リードを伸ばしきった状態で全力で走られたら、持ち手が耐えきれるとは正直思えない。力の強い犬を飼ってる分、伸縮リードの「制御できない一瞬」が余計に怖く感じる。
犬との距離感で見えてくるもの
個人的には、散歩中に飼い主のことをほったらかしにしてどんどん離れていく犬を見ると、少し寂しい気持ちにもなる。もちろん犬種や性格にもよるから一概には言えないけど、信頼関係がしっかりできてる犬は、リードが伸びててもそこまで飼い主から離れていかないことが多い気がしてる。
それでも伸縮リードを使うなら
伸縮リードを全否定するつもりはない。近所の公園で呼び戻しの練習をしたり、軽くボール遊びをする程度に使うなら、悪くない道具だと思う。ただ、伸ばしっぱなしで街中を歩くのは、大型犬を飼ってる身からするとやっぱり怖いと感じてしまう。
まとめ
伸縮リードは、使う場所とタイミングを間違えなければ便利な道具だと思う。ただ「伸ばしっぱなしで街を歩く」使い方だけは、大型犬の飼い主として正直おすすめできない。道具が悪いんじゃなく、使い方の問題なんだと思う。
元のスレッズの投稿はこちらから読める。まだまだコメントが増えていくと思うので、興味があればぜひ。
ベルとの日常はYouTube「狂犬の正体」でも発信中。よかったらチャンネルものぞいてみてください。
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