ドッグランって、正直「トラブルがあって当たり前の場所」だと俺は思ってる。
行けば誰でも、被害者になる可能性もあるし、加害者になる可能性もある。うちのベルだって例外じゃない。ドーベルマンっていう体格も力も強い犬種を飼ってる以上、ぶつかり方ひとつで相手の犬を怪我させてしまうことだってあり得るし、逆にベルが他の犬にやられることだってある。それがドッグランだと思ってる。
SNSでよく見る「ドッグラン愚痴」
X(Twitter)やInstagramを見てると、この手の投稿をよく見かける。
- 「うちの子、他の犬にタックルされて怪我した」
- 「ワンプロ(犬同士の挨拶・遊び)から喧嘩に発展して、飼い主同士気まずくなった」
- 「マナーの悪い飼い主がいて、リード外したまま知らんぷりされた」
見た人の同情も集まるし、共感のコメントもたくさんつく。気持ちはわかる。自分の犬が怪我をしたら悲しいし、腹も立つ。それは当然の感情だと思う。
でも、正直に言うと、それをわざわざSNSに投稿して愚痴るのは、ちょっと違うんじゃないかと俺は思ってる。
無料のドッグランは「いろんな価値観の飼い主」が集まる場所
ドッグランって、基本的に誰でも入れる。しつけの入り方も、犬種も、飼い主の考え方も、みんなバラバラ。犬の扱い方に対する常識は、飼い主の数だけあると言ってもいい。
そういう場所に自分の意思で行くってことは、「いろんな価値観の飼い主と、いろんな性格の犬が同じ空間にいる」というリスクを、最初から引き受けるってことだと思う。マナー違反の人がいるかもしれないし、しつけが行き届いてない犬もいるかもしれない。それを承知の上で無料のドッグランの門をくぐってるはずなんだ。
それなのに、実際にトラブルに遭ったらSNSで「あの飼い主はマナーが悪い」「うちの子が怪我させられた」と発信する。その流れに、俺はちょっと引っかかる。
嫌なら行かなければいいし、貸切という選択肢もある
これは意地悪で言ってるんじゃなくて、単純な話だと思ってる。
無料のドッグランで嫌な思いをしたくないなら、行かなければいい。それだけの話だ。今は貸切で使えるドッグランもちゃんとある。多少お金はかかるけど、他の犬や飼い主に気を遣わずに、自分の犬とゆっくり遊べる。トラブルのリスクをゼロに近づけたいなら、そっちを選べばいいだけの話だ。
無料のドッグランを使うっていうのは、言ってしまえば「いろんな人が集まる公共の場所を、タダで使わせてもらってる」ってことでもある。そこで嫌な思いをした時に、その場所や他の利用者を一方的に責める投稿をするのは、ちょっと都合が良すぎるんじゃないかと思ってしまう。
ドーベルマンを飼ってるからこそ思うこと
うちはドーベルマンっていう、見た目からして威圧感のある犬種を飼ってる。だからこそ余計に思うんだけど、この犬種を飼うと決めた時点で「トラブルの当事者になる覚悟」は必要だと思ってる。噛みつかれる側になることもあれば、体格差でうちの犬が相手を怖がらせてしまう側になることもある。どっちの立場になっても、それはドッグランという場所を選んで足を運んだ自分の責任の範囲だと考えるようにしてる。
もちろん、本当に酷いマナー違反や、明らかに危険な犬を放置してるようなケースまで「言うな」と言いたいわけじゃない。命に関わるようなことなら現場でちゃんと対応すべきだし、必要なら管理者に相談すればいい。
ただ、「無料の公共スペースに、いろんな価値観の人が集まってる」という前提を分かった上で行ってるはずなのに、そこでのトラブルをまるで理不尽な被害みたいにSNSで発信するのは、ちょっと違うんじゃないか。俺はそう思ってる。
ベルとの日常は、YouTubeチャンネル「狂犬の正体」でも発信中。よかったらのぞいてみてほしい。


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