小型犬にキャンキャン吠えられてムカつく大型犬飼いへ。それでも折れるべきは、たぶん俺たちの方だ

しつけ
2026.08.12|3 MIN READ|DOBERMANN / SMALL DOG SYNDROME

「なめてんのか」って思ったこと、大型犬飼いなら一回はあるはずだ

散歩中、豆柴とかチワワとかがキャンキャン向かってきて、うちの犬(35kgのアメリカンドーベルマン、ベル)は別に何もしてないのに、向こうだけ全力で威嚇してくる。そういう場面、大型犬を飼ってる人なら絶対に経験あると思う。

正直「なんでそんな喧嘩腰なんだよ」ってイラッとする。「躾がなってないんじゃないか」「その図体差で吠えかかるのは危ないだろ」って、心の中で毒づいたことがある人も多いはずだ。俺もある。

でも、あれは「躾の問題」じゃなくて「防衛本能」らしい

海外の獣医監修サイトを見ると、小型犬が大型犬に吠えかかる行動は、しつけ不足というより体格差からくる恐怖・防衛反応であることが多いと説明されている。自分より何倍も大きい相手が近づいてくると、「先に大きい声を出して威嚇して、距離を取ろうとする」のは、生き延びるための本能に近い動きらしい。

しかも面白いのが、この行動はリードで繋がれている時に特に出やすいという指摘があることだ。本当は逃げたい(フライト)のに、リードで逃げ場を塞がれているから、仕方なく吠えて威嚇する(ファイト)しかなくなる、という理屈らしい。

つまり、あの必死な吠え方は「なめてる」んじゃなくて、「本当は怖くてたまらない」の裏返しってことになる。DogsterやPetSafeでも、この防衛本能の話は共通して出てくる。

うちの35kgドーベルマンの話

うちのベルは35kgのアメリカンドーベルマンで、体格だけ見れば周りのどんな犬より圧倒的に有利な側だ。だからこそ、小型犬が先に吠えてきても、こっちが動じずに黙って距離を取るようにしてる。

正直に言うと、「先に吠えてきたのはそっちなのに、なんでこっちが我慢するんだ」って思う瞬間はある。大型犬を飼ってる人なら、この感覚は分かってもらえると思う。

でも、相手が本能で怖がって吠えてるだけなんだとしたら、その場でこっちが強く出ても何の得もない。むしろ、体が大きい方が涼しい顔をして先に引くほうが、揉め事にならずに済む。ベルに関しては、そういう考え方で距離を取ることを徹底してる。

「大型犬側が我慢しろ」って、正直納得いかない人もいると思う

ここまで書いておいてなんだけど、これを「大型犬飼いは黙って我慢するのが当然」と一方的に言われると、素直には頷けない部分もある。先に喧嘩腰で向かってきたのは向こうなのに、体が大きいというだけの理由でこっちだけが折れる形にしかならないのは、正直しんどい。

「ちゃんと躾けろ」と思う大型犬側の人の言い分も、「うちの子は本能だから仕方ない」と思う小型犬側の人の言い分も、両方分かる気がする。ただ、実際に体格差のある犬と暮らしてると、揉め事を避けるために先に動くのは結局体が大きい方になりがちだ、というのが俺の実感ではある。

じゃあ、大型犬側は何をすればいいか

今のところ、うちではこんな感じにしてる。

  • 相手が吠えてきても、まずこっちの犬を落ち着かせて先に距離を取る
  • リードを短く持って、犬同士が接触しない位置をキープする
  • 「こっちだけ我慢してる」と苛立つより、「相手は怖がってるだけ」と割り切る方が、結果的に自分の犬にとってもストレスが少ない

体格で勝ってるからこそ、先に一歩引ける。今はそう思うようにしてる。

「ちゃんと躾けろ」と思う大型犬側の人、「うちの子は本能だから仕方ない」と思う小型犬側の人、それぞれの本音を聞いてみたい。


ベルの普段の様子は、YouTubeチャンネル「狂犬の正体」でも投稿してます。よかったら覗いてみてください。
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